子どもの権利を守るために日本はどう進む?「子どもの権利擁護に関するワーキングチーム」検討内容をわかりやすく解説
子どもの権利を大きく侵害する児童虐待については、児童虐待の防止等に関する法律が2000年11月に施行され、これまで数回の改正が行われてきました。 しかし、実際の児童虐待対応件数は右肩上がりとなっており、「令和2年度児童相談所での児童虐待相談対応件数」をみると、20万件を超えて過去最多となっています。そんな現状の中で、「子どもの権利擁護に関するワーキングチーム」が設置され、子どもからの意見も直接聞きながら、子どもの権利擁護について検討されてきました。 検討内容をまとめた「子どもの権利擁護に関するワーキングチーム とりまとめ」をわかりやすく解説していきたいと思います。